小笠原固有種のオガサワラカワラヒワのクラウドファンディングが募集開始

小笠原諸島を拠点とし、自然環境調査や環境教育を行う一般社団法人Islandscare(代表理事 川口大朗)がオガサワラカワラヒワのクラウドファンディングを開始した。

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オガサワラカワラヒワの幼鳥

オガサワラカワラヒワは小笠原諸島固有の陸鳥で、世界自然遺産の代表的な価値の一つである乾性低木林に唯一適応した鳥。
以前は小笠原諸島全域にオガサワラカワラヒワが生息していたが、年々減少の一途を辿っており、25年間で個体数は10分の1程度まで減少。 その結果、現在は母島列島属島(母島周辺の無人島)と南硫黄島でしか繁殖が確認されていない。

クラウドファンディングで集められた資金はオガサワラカワラヒワの調査研究など保全に役立てられる。


画像及び情報の出典:https://www.islandscare.org/crowdfunding/